1 初級 約 20 分

Git 入門:最初のリポジトリ

リポジトリの作成・ファイルの追跡・コミットの基本操作を演習問題で学びます。

このチュートリアルでは、Git を使った基本的なワークフローを演習形式で学びます。ターミナルを開いて実際に手を動かしながら進めてください。

準備

Git がインストールされているか確認します。

git --version
# git version 2.x.x と表示されればOK

演習 1:リポジトリを作成する

新しいディレクトリを作り、その中で Git リポジトリを初期化してください。

問題: my-first-repo というディレクトリを作成し、その中で Git リポジトリを初期化するコマンドを書いてください。

答えを見る
mkdir my-first-repo
cd my-first-repo
git init

Initialized empty Git repository in .../my-first-repo/.git/ と表示されれば成功です。


演習 2:ファイルを作成して状態を確認する

リポジトリ内に README.md ファイルを作成し、現在の Git の状態を確認してください。

問題: README.md を作成後、Git の状態を確認するコマンドを実行してください。README.md はどのような状態として表示されますか?

echo "# My First Repo" > README.md
答えを見る
git status

出力例:

Untracked files:
  (use "git add <file>..." to include in what will be committed)
	README.md

Untracked files(未追跡ファイル)として表示されます。Git はファイルの存在を検知していますが、まだ追跡対象として登録されていません。


演習 3:ファイルをステージングする

README.md をステージングエリアに追加してください。

問題: README.md をステージング(コミット対象として選択)するコマンドを書いてください。その後の git status の出力はどう変わりますか?

答えを見る
git add README.md
git status

出力例:

Changes to be committed:
  (use "git restore --staged <file>..." to unstage)
	new file:   README.md

Changes to be committed のセクションに移動し、「次のコミットに含まれる」状態になりました。


演習 4:最初のコミットをする

ステージングされた変更をコミットしてください。

問題: “最初のコミット” というメッセージで最初のコミットを作成するコマンドを書いてください。

答えを見る
git commit -m "最初のコミット"

出力例:

[main (root-commit) a1b2c3d] 最初のコミット
 1 file changed, 1 insertion(+)
 create mode 100644 README.md

root-commit と表示されているのは、これがリポジトリ最初のコミットであることを意味します。


演習 5:コミット履歴を確認する

コミット履歴を表示してください。

問題: コミット履歴を1行ずつコンパクトに表示するコマンドを書いてください。

答えを見る
git log --oneline

出力例:

a1b2c3d (HEAD -> main) 最初のコミット

HEAD -> main は「現在 main ブランチにいる」ことを示しています。


まとめ

このチュートリアルで学んだ基本ワークフロー:

1. git init         ← リポジトリを作成
2. ファイルを変更
3. git status       ← 状態を確認
4. git add          ← ステージング
5. git commit       ← コミット(履歴に記録)
6. git log          ← 履歴を確認

この流れは Git の最も基本的な操作サイクルです。次はブランチを使った開発に挑戦してみましょう。